AON、遼も出来なかった大会連覇に松村が挑む

2011年09月28日18時08分






大会史上初の連覇という偉業に挑む（撮影：岩本芳弘）






＜コカ・コーラ東海クラシック　事前情報＞◇28日◇三好カントリー倶楽部(7,310ヤード・パー72)

　国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」が29日(木)から開催される。昨年大会は、藤田寛之、兼本貴司とのプレーオフを制した松村道央がツアー初優勝。その後「カシオワールドオープン」でも優勝を飾り、獲得賞金も1億円を超えるなどこの大会がブレイクを果たすきっかけとなった。

【関連リンク】松村道央、逆転ツアー初V！舞台裏に歴代賞金王の“教え”アリ

　しかし、賞金王も期待された今季は序盤からブレーキ。思うような成績を残せず前半戦を終えた。しかし、「ANAオープン」で18位タイ、先週の「アジアパシフィックパナソニックオープン」では最終日最終組で回るなどここに来てようやくエンジンがかかってきた。「前はフェアウェイにいかないんじゃないかと思って振っていた。今は安心感があってスムーズにドライバーを振れていますね」とティショットの復調がゴルフ全体に良いリズムをもたらしているようだ。

　今大会は42回の長い歴史の中で、連覇を達成した選手はいない。上り調子のディフェンディングチャンピオンがAON、倉本昌弘、石川遼らも成し遂げることが出来なかった偉業に挑む。